西武が敗れ、ロッテの自力CS出場の可能性が復活した。7日からのオリックス、西武、日本ハムの本拠地3連戦で、最終順位が決まる。

6-1で快勝した5日のソフトバンク戦後、井口監督は「今日みたいな試合ができるように。CSを目指して全力で戦いたいです」と決意を示した。7日のオリックス戦は、安定感抜群の二木に先発を託す。直接対決となる勝負の「11・8」は小島の先発が予想される。

◆最終盤のCS争い 昨季までは上位3チームがCSに進出した。チーム最終戦に勝ち、3位でCSに滑り込んだケースは08年日本ハム、10年ロッテ、11年西武、18年巨人、19年阪神の5度ある。他に15年阪神がチーム最終戦終了後、広島の敗戦により3位となっている。リーグ最終日にCS決定は10年ロッテ、15年阪神、19年阪神の3度。10年ロッテは3連勝、19年阪神は6連勝で逆転の進出を決め、ロッテはリーグ3位ながら日本シリーズで優勝する「下克上」だった。