オリックスは26日、近藤大亮投手(29)と西浦颯大外野手(21)に対し、来季の支配下選手契約を結ばないことを通告した。

近藤は9月10日に右肘の内側側副靱帯(じんたい)再建術(トミー・ジョン手術)を受け、現在はリハビリの最中。17年から3年連続で50試合以上に登板し、ブルペンを支えてきたが、今年2月の春季キャンプ中に右肘痛を発症した。6月に2軍戦で実戦復帰も2試合で違和感を訴え、手術に踏み切った。

西浦は今月5日、左大腿(だいたい)骨頸部(けいぶ)の疲労骨折と診断されていた。さらに「両側特発性大腿(だいたい)骨頭壊死(えし)症」と診断され、年内に手術を受けて競技復帰を目指すことになった。

球団は体調が戻れば支配下選手に戻す見込みで、ともに育成契約を結ぶ見込みだ。