西武、巨人、オリックスでプレーした清原和博氏(53)が5日、野球界を語った。一般財団法人グリーンシードベースボールファンデーションの代表理事として、中日OBの立浪和義氏らと西東京市で小学6年生を対象とした野球教室を開催。日本シリーズ、注目の強打者、12球団合同トライアウトを受験する新庄剛志氏や西武松坂大輔投手、11月に死去した取手二、常総学院の監督だった木内幸男さんの思い出など、幅広く語った。

    ◇    ◇    ◇

通算525本塁打、1530打点の実績を誇る清原氏は、同タイプの注目しているプロの強打者として3選手の名前を挙げた。

「特に成長が目立ったのはジャイアンツの岡本選手。僕自身、一番応援しているのは(広島)鈴木誠也選手。チームが低迷する中、そういう中でメンタルをコントロールするのが難しそうだった。あとソフトバンクの柳田選手。本当にさらにバージョンアップしている」

現役時代は、ロッテ伊良部、近鉄野茂、阪神藤川ら剛速球投手と「平成の名勝負」を繰り広げてきた。令和時代にも思いをはせた。

「今は150キロが当たり前。160キロを出す投手もいる。勝負したかったな」

オリックス山本、ソフトバンク千賀、巨人菅野らと対戦していたら、どういう結果になっただろうか。