リーグ初優勝を狙うルートインBCリーグ・埼玉武蔵ヒートベアーズが1日、熊谷市内のグラウンドで合同自主トレを開始した。

主軸の宮之原健外野手(27)は、ティースタンドを使ったロングティーの練習に時間を割いた。初日を終え「いよいよシーズンが始まったんだなと感じます。チームメートといい緊張感を持って、やっていきたい」と話した。

今オフは、知人のツテをたどって楽天鈴木大地内野手(31)にお願いし、自主トレに初めて参加させてもらった。取り組む姿勢や、練習量の多さなど学ぶことばかりだった。ティースタンドを使ったロングティーは、鈴木が自主トレで特に重点的に取り組んでいたメニュー。「自分の形を作ることができる。大地さんもやっていたので、自分もとことんやろうと思っています」。

今季の目標については「1つはチームの優勝。2詰めは、個人として27歳ですが、ワンチャンスにかけてNPBのステージに立てるように頑張りたい」ときっぱり。チームを引っ張り、さらに自身の目標に向かって突き進む。