ソフトバンクが逆転勝ちで、3月31日以来の首位に立った。工藤公康監督(57)の一問一答は以下の通り。

-5回に打線がつながり逆転

工藤監督 やっぱり点を取られると野球が動くというかね、点を取られたところでみんなが奮起してくれてチャンスで打ってくれたと思います。

-栗原が決めた

工藤監督 (チャンスに)強いですね。あそこで打ってほしいと思うところで打ってくれた。

-武田が今季初勝利

工藤監督 勝ちが付くことが何よりだとは思うんです。ちょっとリズムに乗りきれなかったかなと思うところもあって。不運な当たりもありましたけど。(5回は)3点で終わったというところが逆転にもつながり、勝利投手にもなれた。粘り強く頑張っていれば勝ち星が来るということもわかったと思う。また投げるときにはとにかく辛抱して投げてもらいたいなと思います。

-6回から救援陣が好投

工藤監督 良かったですね。泉君も良かったし、津森くんも良かったし。嘉弥真君は左に打たれて右を抑えるというね。相手のチャンスになったとしても得点させなかったところが何よりだと思います。

-オリックスに勝ち越し

工藤監督 常に勝ち越すことを目標にしてやっていますので。リリーフ陣が起用に応えてくれて頑張ってくれたと思います。

-栗原は好機で勝負強い

工藤監督 あそこで1本というところでよく打ってくれたと思います。オープン戦のところではかなり心配しましたけど、シーズンに入ってしっかり結果を残して。ここまでグラシアルと栗原君が核というか中心になって、チャンスも作っているし打点にもつながっているのでね。よく頑張ってくれてると思いますよ。

-森が不在で継投も難しい

工藤監督 (武田が)中盤くらいに乱れれば、松本君というところも考えたんですけど、武田君が5回までいってくれたので。昨日は泉君も津森くんも投げていなかったので。ある程度そこに嘉弥真君を挟んで8、9(につなぐ)というところまでは考えられたので。やっぱり1イニング誰かで補わなきゃいけないというところもあって。幸いなことに泉君も津森くんも調子がいいと言うところもあった。迷いはなかったですけど、8回9回のところくらいですかね。モイネロ君のことを考えるとそのまま9回というのもあったんですけど。相手の打順によっては先にモイネロということもある。森くんがしっかり戻ってくるまでは、そういうケースの時に8回モイネロ9回岩崎君だったり、そういうのも考えてはいます。

-森は西武戦で途中合流もある

工藤監督 良くなればという風には思っています。お医者さんからもちょっと様子を見た方がいいと言われているので。そこを無理させる必要はないのでね。結構腫れていたので。ちょっと時間を空けるということになると思います。病院に行くかどうかはトレーナーも含めて考えてくれると思うので。

-来週木曜日は試合がない。武田は

工藤監督 来週は飛ばして、その次の週に行くことになると思います。

-5回は今宮の好守があった

工藤監督 ああいうプレーだったり初回の周東君だったり、昨日の和田君も力になると言ってましたし、ああいう1つ1つのプレーが大きい。ピッチャーを助けてくれてね。チャンスが広がればどうなったかわからないところだったですからね。内野手は今すごいと思いますよ。必ず1個2個、毎日ありますもんね。

-次は前カードで3連敗した西武戦

工藤監督 明日移動ゲームというのもあるのでね。今日はそんなに長くなかったですし、いい形で勝てたので、いい形で向こうに行ってゲームをするというのが何より大事だと思うので。あまり一喜一憂しないように、先も見据えて1つ1つ勝っていければなと思います。

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