広島新外国人のドビーダス・ネバラスカス投手(28=パイレーツ)とカイル・バード投手(28=レンジャーズ)が26日、マツダスタジアムで入団会見を行った。両投手ともに9日に来日し、2週間の自宅待機を経て、チームに合流した。リトアニア出身初のMLB選手のネバラスカスは先発、バードは中継ぎで起用される見込み。27日から2軍の練習に参加する予定だ。

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最速154キロ左腕のバードが中継ぎとして奮闘することを誓った。ネバラスカスとともに入団会見に臨み「とても興奮している。早くチームに合流してみんなと一緒に野球をすることが楽しみ」と共闘を心待ち。変化球はツーシーム、スライダー、カーブを投げる助っ人左腕は「自己分析すると中継ぎタイプ。たくさんの試合を投げて、可能な限りチームの勝利に貢献していきたい」と意気込んだ。

来日前には米国で週6日練習し、週3回のブルペン入りや、実戦形式の打撃投手を2、3度こなすなど準備は万全。日本の公式球についても「手になじんでいる。自分の持ち味のスピンをかける球を十分に発揮できると思う」と自信満々だ。ローレン夫人と幼い子ども2人を米国に残してきた。単身赴任で日本球界での活躍を目指す。

◆カイル・バード 1993年4月12日生まれ、米国出身。フロリダ州のフラグラー大から14年にレイズに入団。19年からレンジャーズに移籍。メジャー12試合に登板し、0勝0敗、1セーブ、防御率7・82。マイナー通算214試合で20勝8敗、23セーブ、防御率2・66。契約金1040万円、年俸4160万円プラス出来高(金額は推定)。背番号42。190センチ、99キロ。左投げ左打ち。

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