大商大が開幕から8連勝で、中止となった20年春季を挟んで4季連続21度目(旧リーグを含む)の優勝を決めた。

2位大院大を11-3で下し、3位龍谷大が京産大に敗れたため。打線は4試合で2桁得点を挙げ、投手陣も伊原陵人投手(3年=智弁学園)と上田大河投手(2年=大商大高)が奮闘。投打の歯車がかみ合った。この日も13安打11得点。今秋ドラフト候補の福元悠真外野手(4年=智弁学園)は1回に先制の中前適時打など猛打賞で貢献した。

6月の全日本大学野球選手権の出場が決まり、富山陽一監督(56)は「日々の積み重ねで、常に優勝したい。関西6大学から日本一になったことがない。東京の方で日本一をとりたい」と意欲を示した。