ソフトバンクが明石健志内野手(35)の同点打で、今季7度目の引き分けに持ち込んだ。工藤公康監督(58)の一問一答は以下の通り。

-最後はモイネロが締め、リリーフ陣は無失点

工藤監督 負けているところでよく追いついたし、リリーフ陣も頑張ってくれて、ゼロでよく耐えしのいでくれた。チャンスも作れた。あと1本というところはあるけど、それよりよく守り切れたというところ。それと負けているところで追いつくことができた。それが大きい

-改めて明石は頼れる

工藤監督 いいところでしっかりと結果を出せる。食らいついていく姿勢がタイムリーにつながったと思う。よく打ってくれたと思う。これを1日でも長く続けられるようにしてほしいなと思います。

-日々順位は入れ替わる

工藤監督 9回(打ち切り)となると引き分けも結構大きい。いかに引き分けるかっていうところ。負けているところは引き分けて、勝ってるときはどう勝ちきるか。なんとかそういうゲームを増やしていく。まだ(順位は)考えるときではないので、そのなかで1試合1試合集中して戦っていって、その積み重ねだと思う。今年は特に、実力があるとかないとかじゃない。その中でしっかり勝ちきるのは最後の集中力。

-上林の右翼ポール際の打球はファウルになった

工藤監督 分かりません。僕らが判断することではないので。アンパイアの方がそう判断したのならそうなのかもしれないけど、見てると(入っていたのかも)というのはありますけどね。

-球団として意見書などの提出予定は

工藤監督 いや、今のところは(ない)。そう思うのなら「また打て!上林」とハッパをかけたいと思います。

▽ソフトバンク二保(先発で5回6安打2失点)「粘りながら投げる事はできたと思うが、リズムが良くありませんでした。5回はランナーを置いてから、厳しいコースに投げ切ることが出来なかった。もっと思い切って攻めないといけなかった」

▽ソフトバンク泉(8回を3者凡退に抑え、今季21試合で防御率0・53)「リズムよく3人で終わることができて良かったです。いい状態が続いていると思うので、キープしていきたい」