マー君が被災地への思いを胸に、マウンドへ上がる。

楽天は18日からのオリックス3連戦(楽天生命パーク)で東日本大震災からの復興に取り組む東北を盛り上げるイベント「がんばろう東北シリーズ」を開催する。東北全227市町村のうち各42市町村名のロゴが入った帽子を首脳陣、選手が試合で着用。田中将は宮城・東松島市のロゴ入り帽子を使用する。

11年4月8日、震災後初めて宮城へ戻り東松島市の避難所を訪れた。「子どもたちの元気な姿を見てこっちも元気づけられましたし、あたたかい言葉もかけていただいた。シーズン頑張ろうという気持ちになりました」。震災から10年の節目に8年ぶりの古巣復帰を果たした。「足を運んだ東松島市の名前が入ったキャップをかぶってゲームに入る。いろんな方に見てもらえるように長くマウンドに立ちたい」と力を込めた。