オリックス宮城大弥投手(19)が、東京五輪パワーも味方につける。6日の阪神戦(京セラドーム大阪)に先発し、プロ2年目での2桁勝利をかけて13日の後半戦開幕ロッテ戦(ZOZOマリン)の先発に向かう。「またイチから頑張りたいと思っています。感覚的には(前半戦で)いったん終了。後半戦、また頑張りたいなと思っています」と、初勝利を狙う気持ちでロッテ打線に挑む。

東京五輪では、奮闘する侍ジャパンに野球少年目線でも興奮。興南(沖縄)3年時は高校日本代表では中心選手だったが「見ていても経験になるし、出たらいっそう経験になると思うので。自信もつくと思うので、出たいと思います」と、将来のトップチーム入りを思い描いた。

また、スケートボードのパーク女子で4位に入賞した岡本碧優(15=MKグループ)が攻め続けた姿勢に感動した。「プレッシャーとかたぶん、自分たち以上に感じる部分があると思うんですけど、その中で攻められる勇気ってすごいなとあらためて感じました。見習うところが多いです」と心を動かされた。これまでスケートボードとは無縁。やったこともなければ見る機会もほぼなかったが「背中が大きく感じました」と、15歳に刺激をもらった。【堀まどか】