日本ハムのドリュー・バーヘイゲン投手(30)が24日、後半戦チーム初の2連勝を呼び込むべく、ロッテ戦(札幌ドーム)の先発マウンドに上がる。来日1年目の昨季はチームトップタイの8勝も、今季はわずか2勝にとどまっている。「内容重視でいいピッチングをしたい」と、意気込んだ。

前回15日ソフトバンク戦(ペイペイドーム)では、3回を1安打無失点。2番手で好投した池田との“ダブル先発体制”で臨み、熾烈(しれつ)な投手戦で0-0の引き分けに持ち込んだ。五輪中断期間中のエキシビションマッチでは、短いイニングを投げることで調整。なかなか調子が上がってこなかった今季だが「股関節を100%に戻すという意味では、徐々に上げて行くことが出来た」と、異例の日程がプラスに働いた。

実に約2カ月ぶりとなる、札幌ドームでの登板。「すごく楽しみにしている。なかなか登板できず寂しさがあった。このマウンドが好きだし、札幌ドームが一番好きな球場なので」と、モチベーションは上がっている。「勝つことだけを考えたい」という右腕が、109日ぶりの先発勝利を狙う。