今秋ドラフト候補の帝京大・大友宗捕手(4年=鳥羽)が、強肩をアピールした。

8回1死一塁の守備で、一塁走者には代走が送られた。カウント1-1からの3球目、大きく外したボール球を要求すると、すかさず二塁へ送球。盗塁を読み切って、刺した。11日の開幕戦でも、日体大は足をからめた攻撃があり「昨日から、エンドランや盗塁を仕掛けられていた。1球前にけん制を入れたときに、ランナーが逆を突かれていたので(盗塁が)あるかなと。チャンスがあったら、外そうと思っていました」と明かした。

普段から、いろいろな捕手の映像を見て研究。「いいところを吸収して、自分のスタイルを作っていきたい」という。

すでにプロ志望届は提出しており、近日中に公示される見込みだ。「しっかりボールを投げられること。バットがしっかり振れること」が持ち味。「投手を引っ張って、チームが勝つことが大事。勝てるリードをしたい」とリーグ戦でアピールを続ける。