ヤクルト村上宗隆内野手(21)が19日の広島18回戦(神宮)の1回、高橋昂から今季35号を放ってプロ野球303人目の通算100本塁打を達成した。

初本塁打は18年9月16日の広島22回戦(神宮)で岡田から。21歳7カ月で達成は89年清原(西武)の21歳9カ月を抜く最年少記録。50号は清原20歳0カ月、村上20歳7カ月と、清原の記録に及ばなかったものの、100号で逆転した。また、出場379試合で到達は日本人選手では4位のスピード記録で、スピード10傑入りしている左打者は村上だけ。97年松井(巨人)02年松中(ダイエー)の468試合を抜く、日本人左打者の最速100号も記録した。

▼今季の村上は35本塁打、92打点。シーズン40本塁打の最年少記録は63年王(巨人)85年秋山(西武)の23歳、100打点は18年岡本(巨人)の22歳。通算100本塁打の次は、シーズン40本塁打と100打点の最年少記録を狙う。