DeNA田中健二朗投手(32)が1回を無失点と好投した。7回から3番手で登板。先頭の坂口を144キロの外角低め直球で空振り三振に仕留めた。続くサイスニードも143キロ直球で空振り三振。1番塩見には右中間へ単打を許したが、続く山崎の2球目が盗塁失敗となった。最速は145キロと直球が走り、カーブ、フォーク、スライダーも切れがあった。

三浦大輔監督は「非常にストレートの走りが健二朗らしいボールを投げていた。戻って来たというより、また新しい田中健二朗を見せてもらった。ボール自体も非常によかったと思います」と高い評価を与えていた。

田中健は12日の阪神戦で、18年7月14日阪神戦以来、1092日ぶりの復帰登板を果たしていた。左肘のトミー・ジョン手術を受けて復活し、この日は今季2度目の登板だった。【斎藤直樹】

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