日本ハムは30日、10月1日西武戦(札幌ドーム)で、東京パラリンピックの車いすラグビーで銅メダルを獲得した池崎大輔(43=三菱商事)がファーストピッチセレモニーに登板すると発表した。

池崎は函館出身。6歳のときに手足の筋力が徐々に低下していく「シャルコー・マリー・トゥース病」と診断された。高校時代に車いすバスケットボールを始め、29歳で車いすラグビーに転向。32歳で日本代表に選出された。

球団は18年8月の世界選手権で日本代表が初優勝を遂げ、同選手が最優秀選手に選ばれた際にもオファーを出したが、同年9月に起こった北海道胆振東部地震により実施を予定していた試合が中止となっていた。