楽天が今季10度目の完封負けで2連敗を喫し、19日にも優勝の可能性が消滅する。

先発弓削隼人投手(27)が1回3安打2失点で降板。2番手西口直人投手(24)が4回無失点と好投するも、打線が日本ハム加藤の前に沈黙。3安打に終わった。

19日オリックス戦(京セラドーム大阪)で引き分け、負けで優勝の可能性が消滅する。また、同戦で勝利し、4位ソフトバンクが敗戦した場合、クライマックスシリーズ進出が決まる。

 

以下、石井一久GM兼監督(48)の一問一答

-主導権を握れずに敗戦

先発の弓削がいきなり失点した部分で言うと、あのまま何とか2点差で追っていかないといけない展開だったと思いますけれど、そこから6回に大量失点してしまったので、なかなかこらえることができなかったです。

-弓削の1回交代は1試合の重みも踏まえて

もうあれ以上失点はしたくないというところでの選択になりました。結果的に西口も頑張ってくれた。本当なら3回くらいまで持ってくれればというところでしたけど、初回にああいうことになったので、それ以上僕としてはちょっと待てなかったかなというのはあります。

-加藤に3安打完封負け

全体的に当たりが少し出てない。その中で得点をとっていかないといけないですけど、そういう時だからこそロースコアゲームで試合を進めていかないといけなかったですけど、その試合展開にならなかったというところだと思います。打てる、打てないは結果なのでしょうがない。ただ、向かっていく気持ちだったり、ベンチでもう少しみんなでこの試合をものにするんだというものを出していければいいんじゃないかなと思います。少し若干おとなしいところもある。向かっていく気持ちをみんな持っていますけど、そこをうまく表現することが大事かなと思います。もう1つ自分たちでムードを作っていかなくちゃいけない時期かなと思います。