1点を追う西武は2回2死満塁で山田の3点適時打で逆転。さらに栗山の2点適時打、3回には山川の23号ソロで突き放した。

4点を追う日本ハムは5回2死一、二塁で野村の7号3ランで1点差。西武は5回、岸の右前適時打で2点差に広げた。

守り切った西武はホーム最終戦を勝利で飾り、最下位を脱出した。敗れた日本ハムは連勝が3でストップ。順位を6位に落とした。西武松本10勝目、田村1セーブ目。日本ハムアーリン3敗目。

▽西武松本(5回5失点で10勝目)「これを自信にこれから勝っていきたいです。2桁は目標にしていた数字ですし、クリアできたことは良かったです」

▽西武田村(9回を3者凡退に抑え初セーブをマーク)「ファームで調整していた時期にクローザーを任せていただいたので、その時のことを思い出しながら投げました」

▽日本ハム栗山監督(逆転負けで最下位再転落も野村、万波ら若手の躍動に)「彼らに対する期待は大きいから、まだまだこれからよ。ただ、少~し若い子たちが前に進み始めた。来年に向かって、ちょっとだけ進む道のりが見え始めた」

▽日本ハム高浜(5点を追う4回に中前適時打)「点差はありましたが、チャンスだったので積極的にいきました。タイムリーになってくれてよかったです」