日本ハム栗山英樹監督(60)が1日、札幌ドームで退任会見を行った。

「10年間という時間が長いのか短いのか分かりませんけど、目いっぱい選手たちのために、そしてファンの皆さん、応援してくれる皆さんに何とか喜んでもらおうと全力で走ってきました。ただ、終わってみると後悔とか悔いとかそういったものばかりではあります」としみじみ振り返った。それでも「NPB含めまして全国の野球をやっている関係者の皆さん、そして審判含めまして全ての人たち、そういった方がいて10年間やらせてもらえた。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

12年から10年間指揮をとり、1年目からリーグ優勝。大谷を二刀流として育て16年は日本一に導いた。球団歴代最多の684勝を挙げた名将が静かにユニホームを脱いだ。