ソフトバンクは3日、ペイペイドームで新任コーチの就任会見を行った。

出席したのは前中日巡回コーチの村上隆行1軍打撃コーチ(56)、現役引退した長谷川勇也1軍打撃コーチ(36)、前プロスカウトチーフの小川史3軍監督(61)、現役引退した高谷裕亮2軍バッテリーコーチ(39)、阪神で現役引退した中田賢一3軍投手コーチ(39)、前球団職員の城所龍磨3軍打撃兼外野守備走塁コーチ(36)の6人。

15年以来、6年ぶりの復帰となる小川3軍監督は「今の方が環境も数段良くなっている。若い子を一生懸命鍛えて、一緒になって、いずれ1軍で活躍できる選手を1人でも育てたい」。福岡・大牟田高出身で初の地元球団入りとなった村上コーチは「地元福岡のチームを強くしていきたい。元気、熱さは人一倍ある。暑苦しくならない程度に頑張りたい」と意気込んだ。また、現役選手としてユニホームを脱いだばかりの長谷川コーチは「右も左もわからないですが、選手のために情熱を注いでいきたい。これまでの自分の姿を評価してもらっていると思う。今まで通りの姿でやっていきたい」と語った。

◆高谷コーチ コーチ1年生なので、若い選手と汗を流しながら、一緒に成長できれば。選手が伸び伸びとできる環境を作りたい。

◆中田コーチ 引退して1カ月、このようなすばらしいお仕事をいただき、球団に感謝しています。大きな目標としては、1軍の勝利、日本一に貢献できる選手を1人でも多く出すことです。

◆城所コーチ 若い選手と会話しながら、一から、戦力になる選手を育てられるように頑張りたい。3年間、アカデミー(小学生の指導)で経験してきた。本気でぶつかっていけば、子どもたちも応えてくれた。なんとか選手を本気にさせてあげられるように頑張りたい。