DeNA伊勢大夢投手(23)が2日、横浜市内で契約更改に臨み、660万円増の2760万円でサインした。

プロ2年目の今季は39試合で0勝1敗6ホールド、防御率は2・80だった。1年目は33試合で3勝1敗4ホールド、防御率は1・80だった。投球イニングは昨年が35回で今年が35回3分の1だけに、防御率が1点近く悪化した。「去年はでき過ぎな部分があった。経験させてもらうのは1年目で終わりかなと思っていたが。まだ知らないことだらけで、野球をなめていた」と振り返った。

今季は10月に入ってからセーブシチュエーションで2度登板し、2度とも救援に失敗した。「抑えはこんなに難しいのだなと。目で見るだけで分からないことが体で感じられた」。三嶋一輝、山崎康晃の大変さを実感した。

経験を糧にして、来季に向かう。「現状では固まってない。チャンス。新しい人もくる。狙えるうちに狙いたい。そこを目指さないとリリーバーとして落ちていくだけだと思っている」。クローザーを狙うと断言した。「現状エスキー(エスコバー)、ヤスさん、三嶋さんが優勢な状態にいますが、春先からしっかり使ってもらえるようにしたい」。来年も三嶋らと厚木で自主トレを行う予定だが、今年とは目の色を変えて取り組む。【斎藤直樹】(金額は推定)

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