オリックス村西良太投手(24)が6日、大阪市内で契約交渉に臨み、球団の提示した年俸を保留した。リーグ優勝を果たした今季のオリックスでは22人目での保留1号。プロ2年目の今季は、6月3日の交流戦・阪神戦(甲子園)で同点の7回2死二塁で登板し、マルテを三振に取るなどの力投でプロ初勝利につなげた。登板18試合で1勝1セーブ、5ホールドの結果を出したが「ぼくは1イニングまるまる投げるイメージはない。そこをしっかり評価していただきたい。(提示を見て)がっかりとまではいかなかったけれど、納得して判を押したいなと思いました」と、1人の打者を集中して打ち取る場面で起用される中継ぎの働きを認めてもらいたいという思いを明かした。