巨人山下航汰外野手(21)が、評価を受けた日本ハム新庄剛志監督(49)にバットコントロールの高さを示した。

【詳細】33人が参加 2021プロ野球12球団合同トライアウト>

無安打で迎えた6打席目、西武のサイド左腕、小川龍也の外角低めのボールをうまく拾って、三遊間を抜いた。

午前の部終了後、新庄監督から「ジャイアンツの山下君はファームで首位打者を取ったんでしょ。面白いですよね。でも、肩の方がちょっと気になったので、もし、うちが取るならDHとかでも面白いかなと思いました」と印象に残った選手に挙げられた。

山下は1年目にイースタン・リーグで、92年のイチロー(オリックス)以来となる高卒新人でファームの首位打者を獲得。10月に巨人を自由契約となって、球団側からは来季も育成での再契約を打診されたが、他球団でのプレーを希望し、トライアウトに勝負をかけた。