オリックス安達了一内野手(33)が9日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、今季年俸9000万円から減額で新たに複数年契約を交わした。

安達は16年1月に国指定の難病「潰瘍性大腸炎」を発症し、現在も病と闘いながらプレー。状態を確認するため、シーズン中は3試合に1度ほどのペースで休養日を設けてきた。

今季は100試合に出場して、打率2割5分9厘、0本塁打、18打点。シーズン途中に本職の遊撃手から二塁手に転身し「角度が違うので難しかったです」と苦笑いした。

新たに遊撃を任された19歳の紅林には「最初は見てて不安でしたけど、最後の方は頼れるようになってきた」と成長をたたえた。(金額は推定)