DeNA佐野恵太外野手(27)は、フライボール革命とは逆に、バント練習にも取り組む。これまでプロ5年間で1435打席に立っているが、犠打は0。今季は鈴木尚典打撃コーチが、競った終盤には佐野と宮崎にも送りバントをさせる可能性を口にしている。佐野は「サインが出たら成功しないとだめなこと。しっかり練習してシーズンに臨みたい」と話した。

これまで送りバントは「プロに入って1軍の試合で多分、構えもしたことはない。2軍の試合で1年目ぐらいにバントしたことがあるのですが」という記憶があるだけ。ちなみに、2軍では「二宮(至)監督に『バントできるか』と聞かれて三塁フライだった。その1回ぐらいしか記憶がない」。これまでイースタン・リーグでは17、18年に通算96試合に出場しているが、犠打は1つも記録されていない。