西武佐野泰雄投手(28)が、春季キャンプ初日からエンジン全開でアピールしていく。

15日、沖縄・石垣市内で「キャンプインからベストパフォーマンスができるようにしたい」と意気込んだ。

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昨年は23試合の登板で防御率4・91だった中継ぎサウスポーは、同じ西武の高橋とともに自主トレを行っている。この日はストレートを中心に約50球を投げ、終盤は変化球も交えた。6日以降、休養日以外は「ほぼ毎日」ブルペンに入っているという。「ここまで順調に調整できていると思いますし、自分自身やりたいことを消化できていると思います」と話した。

ドラフトでは1位の隅田知一郎投手(22=西日本工大)、2位の佐藤隼輔投手(22=筑波大)と即戦力左腕が加入。一方オフには、榎田、小川の両左腕が戦力外となった。佐野は危機感も強まって、シーズンへ備えている。「優勝するために、任せていただいたところでしっかり投げていきたい」と力を込めた。