広島は1日、宮崎・日南市内の天福球場で春季キャンプ初日を迎えた。1軍キャンプスタートとなったドラフト1位黒原拓未投手(22=関学大)、同2位森翔平投手(24=三菱重工West)、同5位松本竜也投手(22=ホンダ鈴鹿)が初日からブルペン入りした。黒原は34球、森は30球、松本は36球投じた。

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森は「力まずに強い球を意識してやったが、緊張して良い球がいかなかった」とプロの雰囲気に若干のまれた。松本も「すごい選手ばかりいる。自主トレ以上に緊張する」と、そうそうたる1軍メンバーの顔ぶれに気を張った。

新人3人の投球を見た高橋建コーチ(52)は「3人はしっかり投げられていた。黒原はタイガースの伊藤将司のようなピッチングをしてくれるんじゃないかと一瞬思った。楽しみ」と阪神の10勝左腕と姿を重ねた。