阪神育成の才木浩人投手(23)が2回0封で復活をアピールした。

4回から登板。2死一塁では146キロの速球でストライクを奪い、変化球で空を切らせた。緩急を用いて2奪三振など西武打線を封じた。「ある程度、ゾーンに入った。とらえられた球は少なかった」。20年11月に右肘を手術。復帰登板した前回12日の四国銀行戦は1回1失点だった。18年に6勝を挙げた右腕の復活が待たれるが、藤川SAは「才木にとっては物事は急がない方がいい」と腰を据えたじっくり調整を勧めた。