西武増田達至投手が開幕守護神を務めることが濃厚となった。昨季途中から抑えだった平良が、新型コロナウイルス感染からB班キャンプに途中合流。オフに右足首の手術を受けた影響もあり出遅れている。

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辻監督は「今の状態では増田になるでしょう。(平良は)最悪なことも考えて1カ月ぐらいダメかなと思っておけば。もっと早く出てこられたら、ラッキーと思えばいい」と前向きにとらえた。

増田は昨季こそ防御率4・99にとどまったが、20年は無敗で最多セーブのタイトルを獲得した。オフはオリックス平野との自主トレで体幹を強化。今キャンプも初日からブルペン入りし「昨季はふがいなかったので。まずは自分のポジションを確立するためにやっている。最終的に一番後ろを任せていただけるように頑張りたい」と臨んでおり、あと6と迫る節目の通算150セーブをたぐり寄せる。