楽天ドラフト1位吉野創士外野手（18＝昌平）が3日、埼玉・杉戸町内で行われた同校の卒業式に出席した。1月に入寮して以来、会うことができなかった友達と再会。野球部員には、自身の名前がかかれた楽天の「MyHEROタオル」30枚をプレゼントした。応援に来て、タオルを掲げてほしい－。オンラインで取材に応じた吉野は「チケットとかは全部こっちがやるので。あとは来ていただくだけなので。そこは安心して来てください」と笑いながら、低姿勢でお願いした。

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みんなに成長した姿を見せる。今は体作りに励む日々。「すべて自分に返ってくると思う。自分の限界を超える体を作っていかないと、これからプロで戦っていけない」。トレーナーに個別のメニューを作ってもらい、毎日体幹などのトレーニングを2時間30分、ウエートトレーニングを1時間30分、合計4時間のメニューをこなしている。早くも効果を実感。体がブレずにスイングができるようになってきた。

目標は1年目での1軍出場。チームの将来を担うため、焦らず目の前に集中する。「（今季）1度でもいいので、1打席でもいいので、立たせてほしい。石井監督から認めていただけるようなファームの成績を残していけたらと思います」と力強かった。“吉野タオル”でスタンドが染まる日を楽しみに、汗を流していく。【湯本勝大】