楽天は2日、この日に予定されていたソフトバンク戦の中止を発表した。楽天のチーム内で、1日から選手7人、コーチ1人の新型コロナウイルス感染症陽性者が発生していることを受け、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、NPB、新型コロナウイルス対策連絡会議の専門家(地域アドバイザー)と協議し、決定した。明日3日の同カードも中止される。コロナ禍による公式戦の中止は今季初。チームでは3月27日に茂木も陽性判定を受けており、開幕後から合計9人の感染が分かった。

中止発表後に石井一久GM兼監督(48)が、報道陣の取材に応じた。主な一問一答は以下の通り。

-中止について

僕から言えることは今日12球団の臨時の実行委員会が開かれて、こちらの状況というのを説明させていただいて、出た結論として2試合中止ということで決定したというところです。

-中止の判断に至った経緯

12球団の実行委員会の中でそういう決断に至ったということです。こちらも状況説明はさせていただいた。

-保健所からはまだクラスター認定を受けていないが、それらとは別に決断

はい、そこではなくて。彼らの状況というのをどういう風に判断して、試合を行うか行わないかというところを議論して。今日は土曜日で球場みてもお客さんがいっぱい来ていたので、すごく残念な気持ちと悔しい気持ちは純粋にあって。こういうところを早く脱出しないとチームとしてもいけないので、そこで言うと、いい期間として使っていければなと思います。

-現時点で新たな陽性者は出ていないか

そうですね。

-NPBとはいつから話し合いを

今日の午前中から。(1日の試合後は)ないです。

-今後の活動予定は

(3日までは)チームとしての活動はできないですね。選手もこういう状況の中で不安に感じさせてると思うし、決まったことなんですけど、いろんなことをもう1回スタートさせるためには大事な期間としてしっかりと使っていきたいなと思います。

-室内などで自主練習はできるのか

そこは今から考えますけど、チーム全体で集まってやるということは、今の状況ではふさわしくないと思っています。チーム全体では動かないです。