ロッテ佐々木朗希投手(20)が34イニング連続奪三振をマークした。

初回にオリックス吉田正尚から三振を奪うと5回にかけ13者連続三振を奪い、64年ぶりに日本記録を更新。6回先頭の紅林が中飛となり連続三振は止まったが、2死から9番宜保を三振に打ち取った。7回は吉田正、8回はラベロ、福田、渡部から3者連続で三振を奪った。9回も2死から杉本を三振を奪い、日本タイ記録に並ぶ合計19奪三振で完全試合を達成した。

佐々木朗は昨年10月14日のオリックス戦(京セラドーム)の2回に中川圭からフォークで空振り三振を奪って以降、公式戦(CS除く)4試合で25イニング連続奪三振をマークし、この日を迎えていた。

同一シーズンの記録では、20年7月から8月にかけての5登板でオリックス山本由伸投手が挙げた25イニングが日本人としては史上最長記録となっている。佐々木朗はこの時点で、同一シーズンとしては開幕から15イニング連続奪三振となる。

同記録は、NPBではソフトバンク・サファテ投手が、リリーフとして15年に41試合かけて達成した43イニング連続が史上最長。