阪神青柳晃洋投手(28)が日本トップクラスの投手戦を演じた。中日大野雄が完全投球を続ける中、自身も9回まで無失点。打線の反発を粘り強く待ち、最後は0-0の延長10回1死満塁でサヨナラ打を許した。それでも初の3試合連続完投。規定投球回数に達し、防御率0・76でいきなりリーグ1位に躍り出た。
青柳の一問一答は以下の通り。
-悔しい結果
「大野さんがすばらしい投球をしてたので、それに乗せられてじゃないですけど、僕もいい投球ができたというのはあった。最後10回も任せてもらえたのに、簡単にサヨナラを食らったので、そこだけは、ちょっと情けないというのがありますね」
-緊張感はあったか
「回を増すことによって、今日の大野さんを見てたら、1点が負けにつながるゲームだと思っていた。7、8、9回と1点取られたらおしまい、サヨナラだというイメージで投げてたんで、そういう緊張感はあった。大野さんが走者を出してる、出してないは特に(関係)なかった」
-3試合連続の完投。今後も長いイニングを
「ずっと、こういうすばらしい投球を続けられるように、任されたイニングは0で勝てるように頑張ります」