巨人鍵谷陽平投手(31)が10日、JPアセット証券との3軍戦(ジャイアンツ球場)で約1カ月ぶりに実戦復帰した。2回から2番手で登板し、3者凡退。「ガーッと上げてきた分の反動で、思ったよりは球がよくないなと。真っすぐの威力というかキレとスピード自体も物足りない」と課題を口にした。

4月13日のイースタン・リーグのロッテ戦(浦和)で投直が右腕に直撃して緊急降板。骨に異常はなかったものの、ファームで調整を続けていた。昨季はチーム最多の59試合に登板したが、今季はいまだに1軍登板なし。「若い選手が頑張ってる中で、僕みたいな中堅とか30歳越えた選手がいつまでもここでやっていられない。早く戻りたいですけど、中途半端な姿で戻っても迷惑かけるだけ。パフォーマンスを上げて戦力として戻れるように」と焦りを抑え、状態を整えて1軍復帰を目指す。

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