新型コロナウイルスに感染して離脱していたヤクルト高津臣吾監督(53)が20日、現場復帰した。

この日の巨人戦(神宮)の練習前に、グラウンドで報道陣に対応。「やっと元気になったよ。まだ戻ってきてない選手もいるので、よかったとは言いづらいですけど、コーチをはじめ選手諸君にも迷惑を掛けたのかなと。またこれから力になれるように頑張っていきたい」と話した。

高津監督は他13人の1軍選手、スタッフとともに9日に陽性判定を受けた。チームは3試合の中止を挟み、13日の中日戦からは松元作戦コーチを監督代行に立て、2軍から昇格したメンバーらで戦ったが苦戦。前日19日に連敗を6で止めた。自宅でテレビ観戦した同監督は「いろんなものを感じました。ファームの映像はよく見ますけども、何より1軍でそういう選手のプレーが見られたのはすごくプラスだった」と話した。

また出場登録はされなかったが、同じく離脱していた青木宣親外野手(40)塩見泰隆外野手(29)も合流した。登録時期について、高津監督は「本人の体調が最優先されることなので、同じ時期に離脱しても同じ時期に復帰できるとは思っていない。毎日聞き取りして状態を確認して、よくなれば」と話した。