阪神の新外国人アデルリン・ロドリゲス内野手(30=パドレス3A)が、弾丸長打を放ち、終盤に好機をつくった。9回の先頭打者だったロドリゲスはカウント2-1からオリックス小木田の変化球を振り抜き、左中間への二塁打を放った。そして、小野寺、木浪の連打で貴重な1点を奪った。

投げては先発桐敷拓馬投手(23)が6回2/3 5安打無失点で安定した投球を見せた。中継ぎでは開幕ローテ入りしたが、4月下旬に右肘の張りで抹消された小川一平投手(25)が抹消後初めて2軍戦に登板。1回を無失点に抑えた。1番DHで出場した糸井嘉男外野手(40)は4打数1安打だった。

平田勝男監督(62)の一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇  

-糸井の状態は

「最後までな、上がっていいよといってもベンチにいてくれて、応援してくれて。最初自打球でヒヤッとしたけど、何の問題もない。こうやって打席に立って、また調子を上げていくっていうか。もう悪いことないもん」

-打席数はもとから4打席で

「いやいやもう、きょうはもう志願だよ。糸井さんの。盗塁もしますよというから、おお頼むわ!って言って。そういうところはヨシオの意欲っていうのが」

-桐敷は

「久しぶりの登板だったけど、前半ちょっとボール高かったけど、粘ったよ。栄枝もうまいことリードしていた。ちょっとボールが最初高かっただけで、後は落ち着いて。やっぱりコントロールいいからね。初回のダブルプレーで完全に自分のペースに戻ったね」

-1軍での登板機会が流れて

「いやもうホームランを俺はもうやかましく言ってるねん。あの1発、1点だけど、あの外国人の4番の。マクブルーム? もったいない。ちょっと甘かったらいかれる。その1点だけど、1点の重みっちゅうのをファームでもう1回、やり直さないと」

-小川も久々の登板

「イッペイは全然問題なかったね。この前のシートのバッティングでも球のキレよかったし。ランナー出ても慌てることなく、クイックも早い。次3イニングぐらい投げるよ。順調にいって、先発をファームでもやらせようかなっていう方向」

-ロドリゲスに長打が

「おぉー、なあ。追い込まれながらもああいう長打っちゅうのはロドリゲス。ファーストも体が大きいから、ちょっとそれても取れるしね」

-2軍の春季キャンプ地がうるま市になる

「そやねん! 安芸市には大変僕らは現役からお世話になって、すごく感謝している。こういう発表があったということで、1、2軍が合同になるわけなんでね。我々はやっぱり、安芸市にお世話になったという感謝の気持ちがすごく、現役時代からある。安芸で我々は育ててもらったんで」

-安芸の思い出は

「現役時代から我々、あそこで鍛錬して日本一を勝ち取ったり、そういう思い出深いんで。感謝の気持ちしかない。いろんな協力をしていただいたんでね、そういったところでは感謝しかありませんよ」

-1、2軍の連携がとりやすいメリットについては

「まあ来年のことはまだね、そういうことは我々も来年どうなるかわからんので。沖縄に決まったっていう話でそれ以上は、高知の安芸に感謝しているっていうことぐらい」

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