オリックスに激震が走った。24日に実施した新型コロナウイルスのPCR検査で、絶対的守護神の平野佳寿投手(38)とドラフト1位椋木蓮投手(22)が陽性と判定された。

平野佳は咽頭痛と倦怠(けんたい)感の症状があり、椋木は現時点で無症状。ともに隔離療養している。

平野佳は今季ここまで37試合に登板し、2勝2敗、パ・リーグトップの25セーブ。防御率は1・03の好成績を残している。24日のソフトバンク戦(京セラドーム大阪)の試合前に体調不良を訴え、ベンチを外れていた。

代役を務めたワゲスパックが、3点リードの9回に登板。味方失策などもあり無死満塁のピンチを迎えたが、後続を仕留めて来日初セーブを記録した。

球宴明けの29日ロッテ戦(ZOZOマリン)から後半戦がスタートするが、代役守護神の奮起も必要となる。また、ドラフト1位椋木は、ここまで先発起用で2戦2勝。20日の日本ハム戦(京セラドーム大阪)では9回2死2ストライクまで無安打無得点投球を披露していた。

エース山本、山岡、田嶋、宮城らに次ぐ先発スタッフの奮闘に、期待がかかる。【真柴健】

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