DeNAは30日、平良拳太郎投手(27)、宮城滝太投手(22)と支配下選手契約を結ぶことが決まったことを発表した。背番号は平良が「059」から「59」、宮城が「100」から「92」に変更される。

平良は、昨年6月に右肘の内側側副靱帯(じんたい)再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、リハビリに専念する方針から今季は育成選手として契約した。

23日に新型コロナの陽性判定を受けて現在は隔離療養中だが、右肘は順調に回復。実戦復帰のめどが立ったことから、再び支配下契約を結んだ。

宮城は、18年育成ドラフト1位で入団。昨季はイースタン・リーグで14試合に登板し、2勝2敗、1セーブ、防御率2・81。4年目の今季は2軍戦に17試合に登板し、1勝0敗、防御率3・74だった。

今季は、新型コロナの影響による中止も含め12試合が中止。終盤は過密日程が見込まれ、ダブルヘッダーの実施も検討される。連投が増えることが予想される投手陣の層を厚くし、“反撃態勢”を整える。

 

平良 手術してからリハビリ期間が1年以上ありましたが、支配下復帰を目標にリハビリしてきたのでうれしさとともに、これからが本当の勝負だなという気持ちです。まだファームの試合で登板できていないですが、しっかりとイニングをのばして、徐々に自分のイメージする感覚を戻し、最終的には1軍で結果を出せるように頑張りたいです。1日でも早く復帰したいという思いを理解してくれて、リハビリを組んでくれたトレーナーの方々に感謝しています。また、ファンの皆さんがリハビリ期間中も応援していただいたことですごく勇気づけられ、感謝の気持ちでいっぱいです。結果で恩返ししたいと思います。

 

宮城 すごくホッとした気持ちと、やっとスタートラインに立てたうれしさがあります。1日1日の練習の積み重ねが結果に結びついたと思います。まずは1軍の舞台で自分の力がどのくらい通用するのか試したい気持ちと、チームの顔になれるよう頑張っていきたいです。入団した時からずっと応援していただいたファンの皆さん、そして支えていただいた方々に感謝と恩返しをしたいと思います。