ロッテは6日、田中靖洋投手(35)が現役引退すると発表した。

加賀(石川)から05年高校生ドラフト4巡目で西武に入団。10年間プレーした後、戦力外になり、入団テストを経て15年オフにロッテに入団。その後、7年間プレーした。

シュートなど動く球が投球の大半を占める個性を生かし、リリーフで活躍。プロ通算209試合に登板した。昨季終盤から打ち込まれるケースが目立ち、今季は15試合でリリーフ登板するも防御率8・36に終わっていた。

田中は「最近1、2年チームに貢献できなかった中、応援してくださったファンの皆様には感謝の気持ちしかありません。西武に入団し、ロッテに拾ってもらった17年間を振り返ると、本当に人との出会いに恵まれた野球人生だったなと思います。皆様のおかげで本当に幸せな野球人生を送ることができました」と感謝し「丈夫な体に産んでくれた両親、野球をはじめるきっかけとなった2人の兄、いつもサポートしてくれた家族に感謝の気持ちを伝えたいと思います。皆様、本当にお世話になりました」とコメントした。

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