巨人中田翔内野手(33)が29日、前日28日に引退を発表した日本ハム杉谷拳士内野手(31)をねぎらった。日本ハム時代に苦楽をともにした1学年後輩の決断に「僕にとってはかわいい後輩の1人なんでね。一緒に時間をともにする中で、その内容は濃かった。野球を辞めてからも、あいつの活躍を注目していきたいと思いますし、次会うのが楽しみですけどね。心の底からお疲れさまという言葉をかけてあげたいです」と話した。

ただ、物申したいこともある。発表前には長文のラインで「いろんな人と相談して引退することを決めました。これからもいろんなことにチャレンジして、前に進んでいきたいです」と報告があった。「拳士らしく明るくチャレンジしていけ」と返信。ただ、「一番かわいがってもらった先輩に対してラインというのは僕はどうかと思います。社会人にだったら普通は電話やろ(笑い)。でも、そのへんもあいつらしいなと思いながら。最後の最後まであほやった」と憎めない後輩へ、思いやりたっぷりのダメだしでねぎらった。