楽天は16日、釜田佳直投手(29)、福山博之投手(33)が現役引退すると発表した。

ともに来季球団スタッフに就任する。釜田は11年ドラフト2位で石川・金沢から入団。高卒1年目から完封を含む2完投で7勝を挙げた。14年には右肘手術を受けるなど、ケガに苦しみながら通算21勝。合同トライアウトに参加するもオファーがなく、11年間のプロ生活に別れを告げた。「最後まで一生懸命、悔いなくやりきれたという思いがあります」。福山は「新しい野球人生をじっくり堪能したい」とコメントした。