阪神湯浅京己投手(23)と浜地真澄投手(24)が「ファン感謝デー2022」で「フレッシュ大賞」を受賞した。同賞は年間を通じて活躍した若手選手をたたえるもので、賞金総額1000万円が贈られる。湯浅は今季45ホールドポイントで最優秀中継ぎの初タイトルを獲得。浜地も52試合登板で22ホールドポイントを挙げるなどブレークした。

湯浅は、浜地と2人で山分けする500万円の使い道について、「両親に何かあげたり、少しでも恩返しの意味を込めて何かやってあげたい」と明かした。今季推定年俸500万円の右腕が1日で同額の大金をゲット。まさに孝行息子だ。

今季推定年俸700万円の浜地も500万円の特大臨時ボーナスに笑顔。「良い経験も苦い経験もできた。自分の野球人生においてすごく濃い1年」と、飛躍の1年を振り返った。ファン感謝デー内の企画では予告本塁打も披露。「めちゃくちゃ気持ち良かった。キャンプでティー(打撃)やったのでその成果だと思う」と会心だった。【前山慎治】

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