ソフトバンク津森宥紀投手(24)が「勝利の方程式」入りへ、同じサイド右腕の先輩に学ぶ。

1日は福岡市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1100万円増の来季年俸4100万円でサイン。4年目の大ブレークへ、1月には又吉克樹投手(32)との合同トレーニング計画を明かした。

今季の津森は自己最多の51試合に登板。4勝6敗、18ホールドで、防御率2・91の数字を残した。だが「前半はいい感じで勝ちパターンにも入れていたんですけど、後半になると落ちた部分があった」と、シーズン終盤で失速した部分を課題に挙げた。

来季は1年を通してコンディションを保ち、勝ちパターンの一角として戦い抜くことが目標だ。津森は「7、8、9回で投げさせてもらえるように。ホールドを多く付けたい。30は欲しい」と意欲的に話した。

一皮むけるヒントを得るために、先輩サイドスロー右腕から極意を学ぶつもりだ。1月に又吉と合同で練習する機会を探っている。同じサイドスローとして、投球動作などで理解し合える部分も多いという津森は「又吉さんも一緒にやらせてもらうかもしれない。経験があるサイドスロー。どういう風に練習をしているのかなと思っています」と考えを明かした。

又吉は中日時代に5シーズンで50試合以上に登板。今季も右足甲骨折で離脱するまでセットアッパーを務めた。数々の修羅場をくぐり、経験豊富な中継ぎサイドの先人に学び、飛躍へのきっかけとする。(金額は推定)

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