【ホノルル(米ハワイ州)16日(日本時間17日)=鈴木正章】ヤクルト塩見泰隆外野手(29)が「40盗塁&盗塁王」を目指す。

優勝旅行先のハワイ・ホノルルのショッピングモールで、フジテレビ系バラエティー番組「逃走中~大みそかSPお台場大決戦~」(12月31日午後5時放送予定)の番組収録に、村上、青木、石川、中村、田口、高橋、長岡と参加した。

自慢のスピードで盗塁ならぬハンターからの「逃走」に挑んだリードオフマン。今季は球宴前に22盗塁をマークしながら後半戦は2盗塁に終わり「来年は前半20盗塁、後半20盗塁って感じで目指しています」。激似と話題のサッカーW杯日本代表DF酒井ばりのスタミナも身につけ、シーズンを通して走り回る決意だ。

「今年、去年と盗塁王を取りたい気持ちでシーズンに挑んだ」が、今年は7月に新型コロナに感染した影響もあり後半に失速。原因は「疲れが一番大きい」と自覚しており、オフから例年より強度を上げて走り込むことに加え、シーズン中は蓄積疲労で控えていたトレーニングを、出来る部分は継続していく方針だ。

今季は阪神近本が30盗塁、昨季は阪神中野が30盗塁でタイトルを獲得しており、40盗塁以上のリーグ盗塁王は10年梵(広島)の43盗塁までさかのぼる。目標をクリアできれば念願の盗塁王がグッと近づく。来季はスタミナも向上させ、後半戦も相手バッテリーのマークから逃げ切っていく。

○…村上宗隆内野手と高橋奎二投手が“Wヘッダー”で奮闘した。石川、青木、塩見らとフジテレビ系バラエティー番組「逃走中」に出演後、アラモアナビーチへ移動。同番組内で放映予定の「戦闘中」の収録にも参加した。野球ボールより大きなドッジボールを手に、笑顔で動き回った。

【関連記事】ヤクルトニュース一覧