阪神秋山拓巳投手(31)が13日、京都府内で自主トレを公開した。

オリックス平野らと行う合同自主トレは15年から始まり今年で9年目。午前10時から始動しランニング、キャッチボール、ウエートトレーニングなどで約4時間、体を動かした。

昨季は右膝のコンディション不良により2軍生活が続いた。シーズンわずか1勝。連続2桁勝利も途切れた。ただ、「ローテに入れれば勝てる投手だと自分で言っている」と一貫して前だけを見据えている。「『昨年1年投げていない人間が』と思われるかもしれないけど、やっぱり最多勝争いに入れるように。頑張りたいと思います」。復活への思いがあふれ出る。

この日は西武宮川とキャッチボール。丁寧に1球1球、感触を確かめた。他にも西武増田、オリックス比嘉が参加。他球団の選手に刺激を受けながら、2月1日のキャンプインへ向け仕上げている段階だ。

「ずっと膝のことをやってきていましたけど、他の部分も使えていなかったり機能不全というか。他が動けば膝の負担も減ってくるんじゃないかということで、いろんなことをやっています」。焦らず、それでも確実に、前へと進んで行く。

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