阪神井上広大外野手(21)がチームの“宜野座1号”を放った。29日、沖縄・宜野座での春季キャンプ先乗り合同自主トレ初日。高山とともに一番乗りでフリー打撃に臨み、12スイング目で左中間フェンスを越える特大の当たりを放った。37スイングで4本の柵越え。右翼のレギュラーを狙うプロ4年目が心地よい快音を響かせ続けた。

前日28日に岡田監督が今季の4番を任せる方針を示した大山悠輔内野手(28)は貫禄のフリー打撃。41スイングで8本の柵越えだった。6連発でフェンスオーバーするなど、引っ張りを中心に打球を飛ばした。

この日、野手陣はキャッチボール、ベースランニング、ノック、フリー打撃などで汗を流した。