ソフトバンク藤本博史監督(59)が27日、宮崎春季キャンプを総括し、2年目の正木智也外野手(23)をMVPに挙げた。キャンプは3月2日まで続くが、28日からは「球春みやざきベースボールゲームズ」が始まり実戦に入るため、この日でいったん打ち上げの予定。練習前に指揮官が今キャンプを振り返った。

投手MVPについては「まあ、全員ですかね。個人的な名前より、全員がこのキャンプ頑張ってくれたんじゃないかな」と個人名を挙げなかったが、野手については「正木です。一番成長したんじゃないかなと思います。期待大、特大ですね」と評価した。

正木は侍ジャパン壮行試合2試合で3安打を放つなど、持ち前の打撃でアピール。左翼、右翼に加えて一塁にも挑戦している。藤本監督は「空いているポジションでレギュラーを取っていただいたらいいと思っている。今状態がいい中で、維持するのが難しいと思う。それをどう乗り越えていくかが楽しみですね」と期待を寄せた。

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