楽天石井一久監督(49)が、小深田大翔内野手(27)にエールを送った。

「8番遊撃」で先発起用したが、1回1死走者なしで、中日田中の遊ゴロを失策。直後の2回2死で第1打席が回るところで、代打に伊藤裕を送った。指揮官は「僕はあまりペナルティーは好きじゃない。そういう意味合いではなくて、むしろもう1回、はい上がって欲しいなという意味で交代した」と説明した。

小深田はオープン戦で早くも5失策。打率は3割5分3厘と好調も、守備面で課題を残している。石井監督は「自分の弱い部分があると思うので、そこにもう1回ぶつかってくれたら。チームというより、彼が何年プレーを先延ばししてできるかというところが大事な部分。あれをペナルティーと取るのか、ゲキと取るのかは僕ではないが、僕はゲキのつもりで代えました」。交代後には直接コミュニケーションを取った。壁を乗り越えてもらいたい-。苦しむ小深田に奮起を期待していた。

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