ソフトバンク武田翔太投手が17日、1軍に合流した。

21日のロッテ戦(ZOZOマリン)で今季初先発するため、都内で行われた投手練習に参加。初陣で大事なカード頭を託され「チームに勢いをつけられるように引き締めていきたい」と意気込んだ。「令和の怪物」佐々木朗との投げ合いが予想されるが、武田は3種のカーブで対抗するつもりだ。

以前から投げていた緩いカーブ、ドロンと落ちる縦スラ気味のカーブに加え、今季からキレ味の鋭いナックルカーブを習得した。「カーブを待たれた中でも、3種類あったら待ちづらくなる。待っていても投げないといけないタイミングがあると思うので、そういうことを考えて」。新球種はスピードの変化に加え「もっと鋭角に入ってくれたらいいなというイメージ」と話す。3日に30歳を迎えたプロ12年目。“新兵器”を携え「金曜ローキショー」の主役を奪う。

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