阪神井上広大外野手(21)が、貴重な同点適時打を放ち、スタメン起用に応えた。2試合連続で「6番右翼」で先発出場。1点を追う初回1死満塁のチャンスで、カウント1-1からの3球目、広島アンダーソンの内寄り高め151キロ直球を右前にはじき返し、同点の走者を本塁にかえした。2試合連続ヒットで、試合を振り出しに戻した。

この日は同学年で同期入団の西純矢投手が先発で、「純矢が頑張って投げてくれていましたし、こうやって1軍で一緒に試合に出られるのも初めてなので、なんとか援護することができてよかったです」と喜んだ。

タイムリーヒットは20年10月16日ヤクルト戦(甲子園)以来2年半ぶり。直後に梅野の遊撃への内野ゴロで逆転に成功した。

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