阪神井上広大外野手(21)が2試合連続タイムリーで先制点をゲットした。初回2死満塁。佐藤輝明内野手(24)の四球の直後の初球だった。ヤクルト高橋から左前2点適時打。前夜3安打4打点の大暴れの勢いそのまま、2試合連続安打を決めた。

「打ったのはストレート。スピードもある投手でとにかくコンパクトに(投手の)足元を狙って打ちました。先制することができてよかったです」とコメントした。

2死一、二塁から坂本誠志郎捕手(29)も中前適時打で続いた。初回いきなり3得点。坂本は「いいところに飛んでくれました。井上に続けてよかったです」とコメントした。前日27日の巨人戦は今季最多19安打15得点の圧勝。虎の勢いは止まらない。

「打ち疲れ」もない。阪神が15得点以上の次戦は通算40勝27敗1分けで勝率5割9分7厘。2リーグ分立後に限ると27勝17敗1分け。大勝後の吉兆データも後押ししている。